アジアカップを見て考える
August 3, 2007
イラクがサッカーのアジアカップで優勝した。イラクといえば戦火の中だ。そんな状況でもどうにか、バクダットからインドネシアやベトナムまで選手を送った。お金を殆どかけられず、チームとしての練習もあまりできなかったが、彼らは優勝した。
バクダットでは、イスラム教の中のシーア派とスンニ派の争い、アメリカのキリスト教原理主義者とイスラム原理主義、石油の利権、世界のエネルギー問題、イスラエルとイスラム教、テロリズムなどが入り交じった混乱がある国だ。
それを考えると今回のイラクの戦い方は凄かった。日本を破ったサウジアラビアも強かったが、戦争中の母国の名誉の為、過酷な条件にも文句をいわず、またAFLの不手際にも文句もいわず、家族や仲間が死にそうな目にあっている中、サッカーをやるだけで幸せとでもいわんばかりの気迫を感じた。
そして優勝した時には数十万人以上の人が街に繰り出した。そして彼らは死んでもいいぐらい喜んだそうだ。そして不幸な事に自爆テロが起き50人程が死んだらしい。チームの中にはシーア派もスンニ派もいた、みんな力を合わせ試合に臨み勝った。そして喜び、同時にテロもあった。これが世界の現実だ。
かけたお金は日本の何十分の一だろう。それに対して我が日本はホテルや飛行機の手配が悪かったり、色々な要素があり韓国に負けた。一人ずつの技術やパスまわしのテクニックはおそらく世界でもいい所までいっているだろうにも関わらず。
今回のアジアカップから学ぶべきものはたくさんある。イラクやサウジアラビからたくさん学ぶことも出来る。日本に関しては、みんなで気と力を合わせてゴールを取るという力がない。たくましさがない。チームの中に流れを作れる選手がいない。そしてブラジルやイタリアのような天才的な才能がない。
飛行機やホテルなど、みんなそろって行動しないでもよい。緊急事態であれば飛行機をチャーターするか、それができないのならばバラバラでも現地集合でいいからそれぞれ無駄のない方法で最短距離で移動する。こういった出来るだけコンディションに良い移動をするように段取りする人がいない。先ず試合前のこうしたやり方でだいぶ違っていただろう。
先週の選挙でも、真面目真面目と自民党も民主党もいっていたが、どうもお互いたいした違いはないように思えた。しかしこのまま自民党に調子に乗らしてはいけないという力が大きく働いたと思う。
政治に関しても、世界を見て、そこから日本的なものの良い所を捉え、そして未来を見据えて、戦略を立てる機能が必要だ。真面目な人はたくさんいるがどこか硬直した、固い判断で動いてしまう。流れるようにひたひたと攻撃を組立てるプレーヤーのように、その中の流れを良い方向に持って行き、感動的にかつ流石といわれる政治家はいるのだろうか。
選挙の報道をとっても世界の情報をとっても、日本のこうした情報の流れやメディアの持ってき方が遅れている、ここは今回のアジアカップと繋がっているなと思う。
I watched the TV game of Asian soccer championship.Iraqu won Saudiarabia 1-0 .They have just come to play the game .And won ,they did not complain but just did it. I was moved how they played the soccer.
They are tuff guys and had some reason to win .The team was consisted by several schools of Isram.They play togather and won.In Bagdad 500,000 people celebrated this victory.
Japan spent a lot of money and energy with buzz but lost the game.People are very serious good people but as a mass there is no strategy and vision.
There was an election last week. I watched the T.VJapanese Jiminntou lost.I found some similarity in these facts.