アジアから見ると #2
January 25, 2008
ジャカルタ新聞という日本語の新聞をジャカルタの日航ホテルで読んでいる。何時もは気に入っているダルマワンサというホテルに泊まるのだけど今回はここになった。
テレビもCNN、ABC、BBC、NHK、香港やオーストラリアのテレビなど50チャンネルが普通に見られる。アジアの主要な都市では情報は世界中から同時に入って来る。
テレビでは、現在の株安の話題の他、アメリカの大統領選挙を人種VSジェンダー(性差)の戦いなどと報道している。シンガポールやインドではほぼ全員が英語を話し、ジャカルタや香港やバンコクでもかなりの割合で英語が通じる。
新聞ではワニに噛まれた人の記事などが載っていて、その隣には、南カリマンタンの鉱石採掘場で200カラットのダイヤモンドが見つかり、それを「恥ずかしがりやさん」と名付けて売りに出したところ、30億ルピア(4000万ぐらい)でリハンさんという人が買って、彼がすぐドイツに持っていき加工屋に売ったらしいという話があった。
また、東ジャカルタのチピナン刑務所で服役中の受刑者が法律の講義を受けている模様が書かれていた。国営銀行の元頭取と元投資調整長長官と東チモールの併合派民兵組織元リーダー、グレテス氏がそろって、刑務所の中での講義は活気があって皆熱心だったとインタビューに対して答えたそうだ。
その横の記事では、スハルト元大統領が死にそうだという話が書かれていた。入院中のスハルト氏の民事訴訟が法定外で話し合われている事が書かれていた。
僕はこのダイヤモンドを名付けた人に会いたいと思ったし。日本でも刑務所で堀江モンなどが法律の講義を受けているシーンを見てみたい。こうしながらもこの社会は成長しているのだろうか。