世界中が教室 -global session
June 7, 2008
この夏から、スクーリングパッドが企画して、大手旅行社が主催するツアーを行う。第一弾はアメリカのポートランド周辺、その次はスウェーデンへ行く事を計画している。
この2つの都市は今の時代を生きるにあたり、参考になる事がたくさんある場所だと思う。
もし僕に他の人と違った所があるとすると、個人で世界中を旅し、そこから最もたくさんの事を学んできた事がある。
まず飛行機や乗り物が嫌いではないという単純な理由もあるが、人と会って/見て/食べて、それをできるだけ仕事も含めて自分の生活に繋げようと思って旅をしてきた。そうやって誰と会い/どこを見て/どう遊ぶかを大切にしてきたつもりだ。
だから旅の仕方や、旅行中の人との会い方、時間の使い方が凄く気になる。
こういう話をすると、忙しく無駄のないように動くのが良いかのように捉えられる事もあるが、そうではない。映画を見るように観光地を巡ったり、如才なく色々見すぎるのも風情がないものだ。
しかし見る所はきちんと見て、いい人が集まるところを嗅ぎ付けるのがよい。
そのため今回のツアーでは、旅行全体のプランと要所要所は決めたが、あえて自由さを残した。そしてどう見ると面白いかという視点を大切にし、現在の世界の流れと日本と対比もできるような所を訪れるようにした。
これらの都市は最近何度となく訪れ、ポイントを掴んでいる。またツアーに行った後で、自分達で訪れた時でも、更に楽しめるようにキーとなる場所と人は紹介しておこうと思っている。
今まで100回以上も訪れたロンドンやパリよりも、現在ではこれらの都市から感じることができるものが多いと思う。提携する学校PNCA やレキサンドスクールも、それぞれ大人っぽい大学や起業スクールなので、まず人が面白い。
本当はそうした人や場所から刺激を受けて、何でも吸収して行こうという旅行ならではの興奮が、日本でも感じられるようになる事が一番大切だと思う。旅行しているように日々を暮らし学び続けられたら良いなと思う。飛ぶ鳥、跡を濁さず。