Portland - Schooling-pad global sessions #1
August 3, 2008
Los AngelsからPortlandに来ている。そして明日からSan Franciscoを廻って日本に帰る。
この3年間ぐらい力を入れているスクーリングパッドは、考え学んで働き、人生を歩んで行くという、今の時代世界で一番良い生き方を探すことを稀求する、学びの循環としての学校だ。
そして今回は、考える為に一番大切な、比較し感じて動く、そして掘り下げることを最も実感できる「旅行」を通してセッションをすることを、初めて本格的にやってみた。
Portlandは最近、全米のスポーツ文化、いや世界のスポーツ文化を引っ張っているNikeやAdidasの本社やデザインセンター、コロンビアスポーツや、その他沢山の健康産業がある他、プロダクトデザインや建築、サステナブルデザインで重要な働きをしている会社が多数存在する。
そして広告の世界で重要なWieden+Kennedyや、アートとデザインと情報関連の大学のなかでアメリカで今一番伸びているPNCAという学校がある。また食べ物に関しても、Portland周辺には有機農園がたくさんあり、美味しいレストランが増えている。そしてここの人達はよく自転車に乗っている。
生活の中にこうした、今、世界が求めている価値観がたくさんある。そこでこれから何回かに分けてこのセッシオンとツアーの模様、そして僕の感想などを書いてみようと思う。
このブログというメデイアはこうした独立系インディーズ系の会社を立ち上げるとき大切な手段であることを実感した。
Portlandは、都市の状況を形成する上で最も大切な人間という点でも、日本人研究者が多くいる点でも、そして僕の実の弟や友人達がいる点でも、僕にとって避けて通れない都市になってきた。