Fail harderからKick it hardへ

November 28, 2008

「Fail harder=もっと激しく失敗しろよ。」という言葉がポートランドのワイデンアンドケネディーのバーに書いてある。これが奇麗なロゴで印象が強く、日本から連れて来たスクーリングパッドの若者たちもこれに大受けしていた。

ワイデンアンドケネディーのジョン・ジェイのセッションでも、自分で勇気を持って新しいことに挑戦するのが大切で、みんな大いに失敗しろと話してくれた。それ以来、Cry hard とか Run hard、 Walk hardなどHardネタで盛り上がっていたら、スクーリングパッドのクルーの中で靴屋に修業に行って、木型から靴を作ることをマスターした名倉君という若者がいた。

スクーリングパッドをきっかけに起業をする人はたくさんいるが、靴屋、それも木型から作るビスポークの注文、オリジナルシューズを作って行こうという心意気の人物がいるのにうれしくなった。

彼はスニーカーのコレクターでもある。そしてスニーカーみたいに軽くて良い感じでだけど、ビスポークとしてやっていこうという話になった。そして、「N.G.R.=Nagura Next Gravity Revolution=重力からの革命と名付けた。

また最近知り合った若者で長谷川君という靴磨きをしている青年がいる。彼は丸の内の地下街から始めて、品川駅構内でやっていた頃に人気が出て、たくさんの紳士が順番待ちをする大盛況になり、青山の骨董通りにBrift Hという店を出した。

彼と組ませて「Kick it hard=思い切り蹴り上げろ」という名前のイベントをSMOKE BAR&GRILLでやろうということになった。また、大貫憲章さんがDJをして下さるのでA hard day's night という副題が良いのではと思いついた。タップダンスの人なんかも呼んで、お洒落な靴イベントに仕立て上げようと言う訳だ。これにクルーが乗ってやっている。馬鹿みたいだけど何故か皆ニコニコしながら準備している。

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