Think hard,Go hard

December 24, 2008

最近、スクーリングパッドの卒業生たちがやってるTokyo Design Flowのフリーペーパーが面白くなってきた。

これと同時にウェブも充実させて新しいメディアを作ろうと思っている。来年1月はHARDがテーマで、オバマの大統領就任式に突撃取材してくる準備もしてるようだ。そもそも今回の大統領選挙は新しい時代を予感させる要素がたくさんある。

近代の選挙では、企業や支持母体や後援会組織がどれほどお金を持っているかが決め手であるといわれてきた。それに対して、オバマはSNSのFacebookの創業者クリスヒュージ氏を選挙参謀に使い、ウェブを中心とした戦略を立てた。それに対して1億3000万、つまり日本の人口と同じだけの人数がウェブをチェックし、600億円も集めた。

その結果選挙そのものが加熱し、投票率が65%にもなった。これも史上最高。結果は大方の当初の予測を裏切ってオバマ大統領誕生。奇跡的なことだ。大衆は馬鹿じゃなかった。

他国をテロリストと位置づけ敵対心を煽り、大量殺戮兵器が隠されていると決めつけて、戦争を仕掛け、本当の目的である石油の利権を奪い取り、さあ石油価格が上がったというときに、バブルがつぶれた。ここで本当のことはどこにあるのか。

これ以上自動車とマイホームという憧れを煽って、ローン会社と金融を儲けさせても仕方がない。正規社員だといっても今後は赤字だと会社存続さえも危ない。そこでこれからの社会はボクの予想したように創造力とイマジネーションと美意識がある人が社会的に影響力を持ち、新しい領域で仕事ができてくると思う。

多くの人はその事を考えず、明日の生活、明日の食事を考えるだろう。だが僕らは日本本来の指向や、同時にアメリカで起きているこの初めての黒人大統領誕生を見届け、そこで起きていることを真っ先にこの目で見てこようという若者の好奇心と意欲をもり立てて行こうと思う。情報と思考、激しく考え、ガツッと行こう。

Public Wisdom 2009 ▶

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