inaugurationという単語
January 22, 2009
ボクは単語を知らないとボクの奥方からいつも言われている。彼女は本とクイズとトイレではパズルの人なので僕とは全く反対側にいる。ともすれば歴史の先生になるはずだった人だが、inauguration(就任式)という単語は彼女も知らなかった。
今回のオバマの就任式は凄かった。200万人が見に来たそうで、僕らのライブ映像もネット回線がパンクし始めの15分ぐらいしか見れなかった。しかしライブ感覚ですぐあげた映像youtube37本は7時間で15,000回見られ、webは3時間で1,500ページビューをあげたそうだ。そして今までこの3日間で11,000人が見ているらしい。
これは何を物語るのか?僕はオバマの演説を聞きながら現在の世界の置かれている状況を考え、自分の目線でオバマやアメリカの今の熱狂とやっとこれから世界が変わるという期待と希望が混じった救いを得て喜んでいる様と見たい。
そしてみんなで考えたいという若者が深夜にこのウェブテレビを見てくれたのではないか。残念ながら完全に期待には答えられなかったが、これからオバマの提示している問題の変革やチャレンジをともに考えて、情報化し進んで行こうかと思う。
僕は全く政治的な人間ではない。むしろ嫌いだし格好悪いと思ってきた。しかしオバマはこういう人間も巻き込む魅力を持っている。
そして世界の危機は待ったなしのところにきているようだ。そのためには自分だけでなく、知恵を集めて決断して行かなければいけない。その方法が民主主義で、みんな意見を最大限引き出し、知恵を集めて行くシステムとして有効だと考えられている。しかしそれにも日本型やフランス型やイギリス型の民主主義が存在し、システムもアップデイトして行かなければいけない。
そのキーマンに黒人の大統領のオバマが就任したという訳だ。彼の言うように対立することを避けて、もっと共通の課題に向かって一緒に戦って行くということだと思う。ここに宗教がどのように関与しているかは無宗教、神道の家のボクにはちょっと分からない部分だ。しかし今更ながらアメリカはキリスト教の国であるという事や、God save America ,Oh my god.と何でも神様というのが良くわかった。