新しい働き方

January 12, 2009

オバマがGreen Jobsという新しい仕事で300万人の雇用を創出しようとしている。社会が変わるので新しい環境系を意識した仕事を中心になるらしいが、今度取材してこようと思う。

一方日本では非正規雇用などと言ってる。僕は今まで雇われたことがない。自分の会社の社員にはなったことがあるが雇用されたという意識は持ったことが一度もないため分からないが、今まで100種類ぐらいの仕事をしてきたと思う。

僕にとっては自分がやりたいことや良いと思ったことでお金をいただくのが仕事で、人から言われたことを自分の時間の中で嫌々やったりすることはなかった。それに僕は周りの人もできる限り雇ったり、その人たちを使用人ということは思ったことはなく、親分として、守ってやる気やどうにか生活を守ったり、才能や、やる気をだしてもらったりすることに気を使ってきたつもりだった。

それで一時は350人ほどにお給料を払っていた。あとでわかったのだけど働いていた人はそれほど僕の意気込みはわかってくれてなかったようだ。寂しなあと思ってたら、中にはそんなこともない人もいた。

とにかく僕らの若い頃は学歴と企業名をすぐ口に出す時代で、どこの大学出て、どこの企業のどのポジションを得ていて、年収はいくらで、親は何していて、出身と子供の学校など言うのが当たり前だった。

ボクは親戚のいとこ会などに行くとみんな良い大学で大企業や大学の教授や医者などで幸せそうだったので、ロックな僕は骨董屋で古家具屋で、無職でフリーターで夢想家で革命かだなんてうそぶいていた。それでみんなからどうしようもないなと思われていた。

でもそのおかげで正規雇用でないと不安だなんていう気にはならなくてすんだ。これから社会は一生大企業に勤め雇用されないと生活が安定しないと思うよりも、いくつかの働き方や、企業や個人との繋がりを持っている方が安定する時代だと言うのは確かで、雇いも雇われもしないフリーエージェント制で働いている人がアメリカでは4人に1人にもなってきた。

僕も一つの会社で色々な職種を同時に持たないで、今の会社はパートナー制にしていくつかに分けて、有機的に会社を繋げてていくようにしている。会社を立ち上げるのは今まで何十回としてきたし、本当に自由にやってきたのでうまくやれたり、失敗したりしてきたので普通の人よりは分かっているつもりだ。

そこでこれからは奢らず威張らず、良い仕事を良い人好きな人と、刺激し合いながら、クリエイティブにやって行くことにしようと思う。基本は一人ではなかなかできないのでない知恵を絞り、力を合わせて色々な事にチャレンジする喜びを追いかけることだと思う。

どうせ生きるなら文句言ったり愚痴ったりするのはやめて生きていきたい。それは次が見えていないとできないことなんだということが最近わかってきた。次ばかり見てきた僕に教えられるのはこの辺かな。

何が良いのか分からない ▶

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