還暦 extra life
April 20, 2009
4月16日は僕の誕生日でした。それも還暦。ここ数年は誕生日にはミラノいたこともあり、今まで家族や仲間で静かに食事でもするのが精一杯だった。
しかしこのところ毎年誰かの還暦のお祝いを企画していたので、うちの諸橋君と堀之内君と安岡さんが中心になって、スモークでパーティーをしてくれるらしいという事だった。彼らが昔からのリストに留まらない、様々な友人達にメールで声をかけてくれていたようで200人くらいが来てくれるという話だった。
僕からは外人の友人達に、「還暦とは人生を一周した60歳の誕生日のお祝いです。よかったら会いにきて下さい。」と誕生日の2日前にメールをした。
I have done many bad things and some good things ,a few new things ,and many unnecessary things. But I want to do some beautiful things in the extra life from my sixty birthday.
僕は失われた10年があるからまだ50歳なんだと、自分にも周りの人達にも言ってきたが、それも潔くないし、これからも走り続け戦い続けるというのもちょっと恥ずかしいから、ここで一回人生を区切って、一周した後の人生は神様から頂いたものと思えば、これからはもう少し流れてきれいにやって行けるのではないかと思った。
そう思うと還暦というのが意味を持ってきた。そして大病をしたり裏切りにあったり大失敗したりした後の人生と思えば、これからは普通に良い事をきれいにやって行こうと思える様になった。きたなく儲けるよりきれいに貧乏の方が良いし、人に狡くきたない行為をするならきれいに振る舞いたい。
何よりも潔く、きれいにいきたいと思ったら、パーティーも楽しく、また良い人ばかりがきてくれ、利害関係もなく本当に楽しかった。有り難うございます。もしこのブログ読んだ中に来てくれていた人がいたら、酔っぱらってお礼を忘れたけど、これからは良くしますと言いたい。
原宿の駅前で傘を売っている黒人の友人に、お前みたいにボクに良くしてくれた日本人はいないと言われ、彼が6人の黒人のエンタテイナーのショウをプレゼントしてくれ、それがメチャクチャ面白かった。エクストラな気持ちだった。